地震時の振動状況 (左右方向の加振)

震度3程度でこの程度の揺れは怖いかもしれません。
ですが、大震災と呼ばれる程度、家屋が多数倒壊している中でこの程度揺れでしたらいかがでしょうか?
 
現在、木造は主に耐震等級1~3で等級が区切られていますが耐震等級2の中でも1に近い2、3に近い2など
建物によって千差万別。
地震の大きさ揺れ方も千差万別です。
同じ建物で同じ震度であっても揺れ方によって建物の被害は変わります。

この建物も(前後の加振)ではまた違った揺れ方をします。
アトリエムラカミでは前後左右の揺れの状況を見ながらバランスを検討しています。
 
あくまで、目安でしかありません。
ただ、目安でも、お施主様がご検討頂く判断材料になると信じています。

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断熱性能による温度変化の比較
(冬の夜、エアコンを切ってからの温度変化)

単純に断熱材の性能比較であればこの比較がわかり易いかと思います。
太陽の影響を受けず室内の温かさが外に逃げる様子です。
夜寝る前にエアコンを切ってから朝までの7時間の温度の変化を示しています。
 
右が高断熱、左が低断熱の仕様です。
といっても、高断熱も最高ランクというわけではありません。
低断熱も、比較し易いよう低断熱と記載していますが、現在の基準指標である断熱等級4より少し劣る程度、24時間換気もONのままです。
ですので、ご要望がもっと高断熱で、現状がもっと低断熱であれば差はより大きくなります。

現在お住いの住宅は何℃でしょうか?何℃下がりますか?
ご興味のある方は是非お試し下さい。寝る前一回、朝早起きして一回、それだけです。
無人・胸の高さで固定・窓付近は避けると、もう少し正確になります。
 
湿度や前日の天気も影響するので、ざっくりとした比較ではありますが、温度計一つで今のお住まいと新しい住まいの違いがイメージし易くなります。
ちなみに、温度2℃はカーディガン一枚に相当するという話もあります。
個人差はありますが、実際にそう感じるか体感してみるのも面白いですね。

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室内に直射日光が入る様子

昼間には太陽の影響、窓や庇、通風等さまざまな影響も受けます。
例えば、下の絵は夏と冬のお昼、室内にどの程度直射日光が入るかの検討です。
夏は室内温度が上がらないよう、なるべく直射日光を室内に入れず、冬は太陽のエネルギーも活用し温かくなるよう直射日光を積極的に取り入れています。
庇や樹木を利用した昔からの先人の知恵、高性能な断熱材やサッシ、アトリエムラカミでは様々な視点、材料を使い、一年を通じて快適な住まいの検討を致しております。
 
「断熱性能を高くすると壁が分厚くなるのでは?性能が高くしたいけど、部屋が小さくなるのは嫌」というご意見も有るかと思います。もちろん、ある一定以上の断熱性能をご要望であれば、壁厚は厚くなりますが、壁厚が厚くならない程度でというご相談ももちろん承っております。

「断熱性能は高くしたいけど、予算も決まっているし」というご相談ももちろん大丈夫です。
建物全体で断熱性能を決めていきましょう。お施主様にとってバランスのとれた建物となるよう出来る限りの様々な判断材料をご用意致しております。
 
 
2021年4月から建築物省エネ法改正により住宅に関しては省エネ性能説明義務制度が始まります。
 
アトリエムラカミでも省エネの性能を等級等によって判断、お施主様に説明をさせて頂きます。
ですが、耐震等級と同じく「等級4です」と言われてもどの程度冬温かくて夏涼しいのかなかなか想像出来ないですよね。
アトリエムラカミではもう少しわかり易くご説明出来るよう努めて参ります。
お施主様のご要望ぜひお聞かせ下さい。
 
動画による検討については、基本的には設計監理料に含みます。
特殊な場合、度重なる変更がある場合については別途費用を頂く場合もございますが、事前にアナウンス致しますので、ご安心ください。

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