金物工法とは：
木造軸組工法の柱・梁等の仕口や継手加工を金物に置き換えた工法です。

在来工法の軸組みはジョイント部分の形状を凸凹に加工し、お互いを嚙み合わせて組み立てます。
金物工法はその凸凹を金物に変える為、
木材の凸凹が少ない＝構造材の欠損が少ないという利点があります。

ジョイント部分が頑丈な為、柱と柱の間の距離を大きくすることも出来ます。
中大規模の木造建築に適した工法です。

もちろん、住宅にも使われています。
木造住宅の長寿命化に伴い、リフォームやリノベーションも増え、間取りを自由に
というキーワードも重視されるようになりました。

金物工法の金物は在来工法の金物に比べ目立ちません。
梁を表しにしたい場合にも良い工法です。

ただ、コストが在来工法より高めです。
予算が決まっておられる方は、他の部分で節約して何とか出来れば・・・というところ。
ご興味のある方は一度「金物工法にしたい」ぜひ、お伝えください。