フローリングには大きく2タイプ有ります。
【無垢フローリング】:他の木材が混ざっていない、天然木材そのもの
【複合フローリング】:合板等の基材に化粧材(仕上げ)を貼ったもの
そして、【複合フローリング】の化粧材(表面材)は下記の3種類です。
<挽き板>:数ミリの厚さの天然木
<突板>:1ミリ未満の厚さの天然木
<シート>:樹脂や紙のシートに木目模様をプリントしたもの
【無垢フローリング】特徴
木の香りや肌触りが良く、経年変化という風合いを楽しめる材料です。
傷が付いても、天然木そのものなので、下地の合板が出てくる事は有りません。
天然木なので、反り、割れ、ねじれが起こる事もあり、床暖房に使えないものが有ります。
ただし無垢なので、表面を削って整える事が出来ます。
【複合フローリング】特徴
反り、割れ、ねじれが起こりにくく、床暖房に使えるものが多いです。
傷が付くと深さによっては、下地の合板が現れる場合が有ります。
表面がシートの場合は経年変化による風合いは有りません。
普段は表面を見ているだけなので、解りにくいですが
フローリングといっても、色々有りますね。
樹種によっても個性豊かなのです。
次は、そのフローリングに塗装する材料についてです。
【オイル仕上】と【ウレタン塗装】が有ります。
【オイル仕上】特徴
オイルを浸透させて木材を保護します。
浸透なので、表面皮膜は有りません。木の呼吸を妨げず、
肌触りも優しいです。
表面の皮膜が無いので、水ジミはつきやすいです。
定期的に塗り直しが必要です。
【ウレタン塗装】
表面に皮膜を作り木材を保護します。
肌触りは皮膜が有る為、木ならではといった感じではありません。
表面皮膜が有る為、水ジミはオイル仕上に比べつきにくくなります。
洗面脱衣室やキッチン、WC等、部分的にウレタン塗装にするといった塗分けも可能です。
是非、実際に手に取って比較してくださいね。